演奏者と聴衆

同じプログラムでの三回のホームコンサートが本日終了しました。
のべ、90名ほどの方においでいただき、本当にありがとうございました。
時間をさいて音楽の共有のためにお越しいただいた方には、心より感謝申し上げます。
しかし、いつもながら、あそこはもっとうまくできたはずなのに・・・などとブツブツ心の中でつぶやいています。
宮崎駿監督が、苦労して映画を制作し、「観にきたお客さんに『どうでしたか?』なんてとってもじゃないけど怖くて聞けない」とおっしゃっていましたが、その気持ちよくわかります。
どうでした?ときけば、まあ、日本人ですからね〜、笑みをたたえながら「よかったです〜〜」なんて大抵言ってくれるかもしれません。
しかし、聴衆の方が個人的にどの程度、どんな風に、何を感じたのか、なんて、やっぱり確かめられないのです。
本当に曲の面白さや素晴らしさを少しでも伝えることができたのか、と自問し、う〜ん、まだまだだ〜と。
これまで、大抵のコンサートには、母や妹が来て聴いてくれておりました。
彼女たちは、素人ですが、よかった、悪かった、がかなりわかるもんですから、ズバズバいろいろと言ってくれます。私も信頼しているわけです。
しかし、今回は、母は裏方でしたし、意見は聞けずじまいでした。
「なんとかしてあと○キロやせなさい!」というばかりでね・・・・。
それでも、やはり素敵な曲がまだまだたくさんありますのでね、次回にむけてまた練習したいと思います。
ちょっと珍しい曲も次回は弾きますので、知らない曲に出会えるかと思います。
よろしければ、またいらしてくださいね。

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