春のコンサート、子どもたちへ、そして子どもたちから

3月3日、春のコンサートに出演いたしました。
土浦めぐみ教会で行われた午前の部のコンサートには、こちらの付属幼稚園の園児が大勢聴きにきてくれました。
普通、クラシックのコンサートは、未就学児はお断り、ということが多いです。
でも、もし、本格的なコンサートを聴く機会があったら・・・子供の人生は変わるかもしれませんね。
この私でさえ、幼稚園でのピアノとの出会いが今の人生を方向づけたのですから・・。
幼い時の経験は、とっても大事なことだと思います。
そんなわけで、子供たちに最高のプレゼントをするべく、私たち3人組(フルートの近藤敬一さんとヴァイオリンの山田真理子さんと私)は、心を合わせて演奏したのでした。
教会付属の幼稚園ということで、こちらの園児は、祈るということが日常になっています。
ですから、お祈りします、というと、すっと静かになりますし、心を鎮めるということが、びっくりするくらい上手です。
静かに聴きましょう、なんて言わなくても園児は耳を澄ましているのです。
半時間くらいの本当に短いコンサートではありましたが、楽しんでいただけたでしょうか。
演奏後は、園児たちが一人一人、私たちに花を手渡ししてくれました。
こういうところに先生方の特別な配慮を感じます。
一輪ずつラッピングされたバラの花です。
ただ、演奏を聴くだけでなく、自分も花を渡すという行為を通して演奏会によりいっそう深く関われたことでしょう。
心に残る演奏会となっているとよいな。
聴いてくれてありがとう。
素敵なお花をありがとう。
音楽ってすてきでしょ!

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