斉藤惇夫 作/「哲夫の春休み」

先日、小学校で講演してくださった斉藤惇夫氏の新刊「哲夫の春休み」を買ってきました。

娘にどうか、とさりげなく渡してみたら、読み始めたようでした。
そして、数時間後、娘からこんなメールが・・・。
「今の時刻は午後の六時三十五分を少しばかり過ぎたところでした。
私はそれまで本当にどっしりと重くて分厚くて長い大きな本を夢中になって読んでいました。
私はその本をお母さんから受け取っておもしろそうだなあと思ったので読み始めたのでした。
私はその本をさも大事な本だというように両方の腕の中に抱え込みました。
そして書斎の机の上にどさりと置きました。
たてにかたむけて読もうとすると本は重くてぐらぐらとぐらつきました。
それなので私は本を横向きに寝かせて読むしかありませんでした。
私は読んでいる途中にこの本を書いた人はすごいなあと思いました。
さし絵はあまりなくてその分だけ話が長く続いているのですが読み始めたらやめられないぐらいおもしろい本でした。
私はこの本を読み終わったらこの本を買ってくれたお母さんにありがとうを言おうと決めました。
こんなにおもしろい本を読む事が出来たのも全部お母さんのおかげだからです。
私は今まででこんなにおもしろい本は一度だって読んだ事がないと思いました。
いくらか読み進めた時に私は目が痛くなったのでいったん読む事をやめました。
読みやめたとたんにお腹がギュルギュルと押し殺したうなり声のようなおかしな音で鳴りました。」
今、39ページまで読んだそうです。
私も、読みたいのですが、まだ読めません・・・。

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