きょうは、土浦めぐみ教会でのやすらぎコンサート第2回と称して、リサイタルをさせていただきました。寒い中、ご来場いただいた方々には心より感謝申し上げます。
と、フォーマルにはこんな感じで、本音は「きゃ〜、もう年で体が持たないわ〜。頭ももうろくしてきたし〜」とだるくなってしまった腕を情けなく思う次第。
中村紘子さんが巨人かどこかのプロ野球のおかかえマッサージ師にコンサートの後のケアをしていただいてるとか、噂で聞いた事がありますが、私にもそういうケアが必要になってきたなと、つくづく感じます。
きょうの会場は、教会の礼拝堂ということで、音楽ホールではないので、暖房の音がゴ〜としており、きのうのリハーサルでは、調律の斉藤さんに「この音があることによって、ピアニストは自分の音がよく聞こえず、その結果、力んでしまう」といったことをおっしゃっていただき、暖房を止めて行うことにしました。ご来場の方々には寒さを我慢していただき、本当にすみません!!
私はホカロンを握りしめていたにも拘らず、弾いていくうちに手がどんどん冷えていき、からまったり、つっかかったり・・・・。
あの礼拝堂のピアノは素晴らしい楽器です。一昔前のスタインウェイのB型で、タッチは少し粘り気のある感じなので、ラヴェルは向いていませんでした。軽く速く弾くところのコントロールが難しく、大きくなってしまうか、すっぽ抜けるか・・・。ショパンには割とむいていた楽器でしたね。マズルカではいろんな実験ができました。バーバーはやはり難曲!子育てしながらの毎日ですからほぼ1年がかりで練習してきましたが、もっともっと何度も人前で弾かないとレパートリーにはなりませんね。きょうは初めてだったので予期せぬことだらけ!
いろいろ思うところはありますが、お客様がそれぞれ受け取っていかれたものを尊重したく思います。涙してくださった方、感動を伝えてくださった方、ありがとうございます。コンサート自体をお手伝いいただいた方々、本当にありがとうございます。お花もたくさんいただき、お心遣い感謝します。
次回はノバホールで、と調律の斉藤さんがおっしゃってくださいましたが、どうなりますことやら。今の率直な気持ちは温泉でもいっておいしいもの食べた〜い!です。
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