疲れているはずなのに、寝付けず、変な時間に起きだしてきてしまいました。
22日のリサイタルの曲がまだ、頭の中でグルグル鳴っています。
つくづく、私って弛緩できないタイプなのね〜とあきれます。
日曜日(もう昨日になってしまいましたが)は教会へ。
リサイタルにいらしてくださったお友達に、ご挨拶がしたくて・・・。
本当に温かい人たち、いつも参加するグループのクラスに入って行くと、皆さん、拍手で迎えてくださいました。
この皆さんからの反応がなければ、きっと次の演奏会の予定をたてようという気も起こらないでしょう。
そして、これまでも励ましや、期待がどれだけ、私を助けてくれたことでしょう・・。
終わった途端に「もう一度全部弾き直したい!」と若い頃には思ったものでしたが、年をとったせいか、そんなことは思わなくなりました。
弾いている最中、1回弾けば終わり、この1回こそが大事・・と全身全霊で神経を使いながら弾いておりました。
本番でしかあり得ないような演奏になっていました。
普段そうは弾かない間の取り方だったりしたわけです。
普段のピアノと場所が違うので当たり前ですが。
これはとても不思議な感覚です。別の人間になっているような感覚さえあります。
1回1回がいつも違う「時の流れ」であり、決して練習のコピーではないということを感じましたね〜。
でも、練習をさぼっているとこういった心境にも到達はできないものです。
そんなわけで、試演会で弾いた時の演奏とは大分違った演奏になりました。
人間はその気さえあれば、どんどん進化?していけるものだと思います。
まだ本番の録音は聞き返していませんが、きっとそれを聴いたらまた次はこうしてみよう、と思う節があるはずです。
いつまでも終わりのない世界です。
写真は、楽屋に訪ねてくださった私の一番最初の手ほどきをしてくださった根上倫子先生。
いつまでもチャーミングでいらっしゃいます。
わざわざつくばのホテルにお泊まりになって、リサイタル翌日、自宅まで来てくださいました。
部屋は花いっぱいでよい香りがしています。
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