よりよいものを目指して

グチャグチャだった家の片付け、洗濯、掃除をすませました。
そして、きのうの録音をチェックしました。
近く同じようなプログラムで弾くので、この作業は必要です。
なぜかって?これから直すんですよ。いろいろと。
自分の録音は(CDも含めて)聴かない!と日本の大御所ピアニストが話していたのを聴いたことがありますが、確かに周囲にも認められ、大忙しの日々を送っていたなら録音はきかないのかも知れません。
クリスティアン・ツィメルマンは録音してもしばらくおいておき、何年かしてそれを聴いてみて納得がいくものだけを発売OKにしていると聴きました。
ということは、彼はしぶとく?コントロール、チェックを行っているということですね。
自分の演奏、本当は聴きたくない・・・、でも、聴くと「ここは、もっとこう、ここは・・・」と方向が見えてきます。
そして次こそは・・・このままでは終われない!とまた練習が始まります。
いい演奏、納得できる演奏までの道のりの遠いこと!
つい先日ジュネーヴ国際コンクールで1位になられた日本人が「演奏はこれでいいと思えることがないので・・・」というような意味のことを話されていましたが、本当にそうだと思います。
そのときそのとき、精一杯を尽くすのだけれど、やってもやっても終わりがない・・・。
練習します。

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