エレーヌ・グリモー

エレーヌ・グリモーが来年1月に来日するというニュースを知りました。
フランスの女流ピアニストです。
多分、私と同じくらいの世代でしょう。
留学時に、パリ音楽院でのエレーヌの噂をきいたことがありました。
その頃は超美少女で、もてはやされていましたけれど、すごい演奏家になったものだと最近彼女に注目しています。
YouTubeで彼女の演奏をいくつか聴きましたけど、ものすごい独創性と集中力があり、胸うたれました。
これは、すごい!
そのグリモーの来日に際しての紹介文が目に留まりました。
「子ども時代のグリモーは学校に行きたがらず、友達がひとりもできず、両親が途方に暮れるほどの問題児だった。やがてひきこもり、自傷癖を持つようになる。だが、7歳のある日、ピアノに開眼し、運命が劇的に変わる。初めて触れた鍵盤の感触に魅せられ、練習しても終りのない、決して完成されることのない芸術の奥深さにほれ込み、もてあましていた全エネルギーをピアノにぶつけるようになる。以後、一気に才能が開花、天才少女と呼ばれるようになった。しかし、孤独な生活は変わらず、ピアノが唯一の心の友だった。」
このことは全然知りませんでしたが、あの演奏からしてみれば、納得・・・。
普通じゃない、何か天才的なものがあるのです。
美しい人ですが、全然それを売りにしない感じ。男っぽくさえあります。
演奏家にも、お友達になれそう、あるいは、なりたいタイプとそうでないタイプがいますけど、私にとってグリモーは遠くからずっとひそかに応援していたい、ピアニストです。
演奏会の詳細はこちらです。

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