私の生徒が娘に譲ってくれた本の中に「オペラ座の怪人」がありました。
毎晩読み聞かせを習慣にしているので、この間、娘にその本を読んであげたところ、ちょっと怖いようなところもあるこの話が娘には大いに気に入った様子。
それでは、と、「レンタルヴィデオでオペラ座の怪人、見てみる〜?」と聞くと、
「見る〜〜〜〜!」
「でも字幕だよ。」
「いいよ、いいよ」
ということで、観たところ、なんと最後まで集中して観ました。
娘は今度は音楽に夢中になった様子で、あの有名な半音階で降りてくる曲の出だしを「ラ〜〜〜、ラララララ〜〜〜」と歌いだしました。
それでは、と、図書館に行き、劇団四季のミュージカル「オペラ座の怪人」のCDを見つけ、借りました。これは日本語なのでわかりやすい!楽譜も手に入れ、歌詞を写してやり、自発的練習が始まりました。CDを何度も繰り返し聞き、覚えて歌うようになりました。
You Tubeでもたくさん、映画の画像が流れているんですね。G.バトラーが演じた「怪人」が好きな娘は「超ハンサム〜。怪人大好き〜〜」などと言いながら練習に励んでいます。
おもちゃの指輪を出してきて指にはめては「怪人がくれた婚約指輪」などと言っております。あっそ・・・。
娘は去年も出演して歌った教会の音楽祭にも今年はこのオペラ座の怪人の曲で出るとのこと、それなら、もうちょっとレヴェルアップしてもらわねば!と、今度はカラオケが出来るマイクを買いました。その名も「もりあげくん」=デジタルエコーマイクミキサーで、五千円台のこの機械を使ったら家でホールにいるような響いた声を出せるんならいいっか!と購入。今はマイクで響かせながらノリノリで歌っています。
一応練習中なのは、クリスティーヌの歌う「think of me」という曲で、最後に自由なコロラトゥーラの部分が出てきますが、ここも見事にまねして歌うので、こちらはラウルになりきり(?)「ブラヴォー!」と毎回叫んでおだてています。
決して「ここ、もう少しこうしたら?」などとは言いません。ピアノで失敗しましたからね。何でもいいから褒めちぎる、これが練習の継続につながります。別に歌手になってほしいとは思っていませんけどね。
歌手と言えば、話題のスーザン・ボイルさんの歌も素晴らしいですね。You tubeで何度も観ましたよ。娘にもね、あの素晴らしさがわかるようです。
というわけで、我が家には現在、オペラ座の怪人がひっきりなしに流れております・・・。
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