調律

きょうは、タカギクラヴィアの高木裕さんがうちのピアノの調律にきてくださいました。
知るひとぞ知る、あの高木さんです。
高木さんの著書はこちら。
左の本は、素人にもわかりやすく、大変評判になっているようです。

高木さん、一服もしないうちにぱらぱらとピアノを弾いてみて、まだ、何にもおっしゃらないけど・・
こちらは「ちょっとぎっくり腰になってしまって、弾き込みをしようと思っていたんですがぁ、ここ2日くらいあまり弾けなくって〜」と言い訳モード。
そのうち中休みのような感じの時におじゃましたところ、
「このピアノの素性がわかってきましたよ。1987年製ですね。弦は一回張り替えてある。・・・・」
タカギクラヴィアさんにある、数々の名器にはかないませんが、かなりいい線いっているらしく、及第点をいただきました。
本当は、横に置いてあるB型の方が、年代的にはよいそうな。こちらは1975年製。
「お金持ちの奥様のサロンに行くと、部屋はよくても楽器が小さかったりするけど、ここはいいね。箱(空間)もいいし、楽器もいい。」
ふふ、そこで、私は最高の調律によって最高の演奏を目指して、頑張っているのであります。
調律と調整をしていただき、空間も褒めていただき、最後には「案外近いからまた呼んでください」と言っていただけました。
その後、ピアノを弾いてみましたら、お!陰影がよりつきやすく素晴らしい!
なかなか!おぉ!と感激しまくり、ギックリ腰のことも忘れて40分くらい夢中で弾いてしまいました。
明日からの練習がまた楽しみです。
ピアノの調律なんて誰がやっても同じだと思っている方、いませんか?
違うんですよ。
ピアノの音だって弾く人によって全然違うでしょう?

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