暗譜のコツ

曲を弾いていて、似たような(同じような)ところがあって次が違うところ、要注意ですね。

私はそういうところに必ずカッコの印を入れます。
暗譜を間違えないように意識するところです。

教えていてそこに印がないと不思議でなりません。よっぽどの天才は別として、そういう印をつける習慣はつけておいた方がよいと思います。

指導を受けたことのある大西愛子先生は、譜面にA,B,Cとふっていき、レッスンで「ではBから弾いてごらん」というように途中から指示されたところから弾けなくてはいけませんとおっしゃっていました。

あいうえお、かきくけこ、・・・・というのも、あかさたな・・・を覚えていればすらすらいきます。

そういう考え方、頭の整理も必要です。

昔、レッスンしたことがある生徒さんで3ページめからと指示したら、冒頭からずっと頭の中でその曲を鳴らしている様子、1分以上も待ちました。これは問題です。

耳、目(視覚的に楽譜のどこを弾いているかを把握)、頭、体、すべてを連動させて暗譜をします。

そうは言っても私も年々新しい曲が覚えにくくなってきました。
覚えが悪くなるということは譜読みにも時間がかかるということ。

実はいま、慣れないジャンルの曲を練習しているのですがまるっきし遅くて自分で呆れています。

頭の体操にと練習しているのですが、本当に情けないほど上達が遅いです。
でも、ここでやらないともっと退化しそうなので亀さんのように遅くてもやります。

巨匠も忘れては、思い出すを繰り返していると聞きます。

あきらめずに進んでいきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました