ピアニストの斎藤雅広さんが亡くなられたと知ってショックを受けている。
まだまだ巨匠の道は続くと思っていたからだ。
62歳なんて若すぎる。
20代後半から30代前半にかけて私はよく浜松のヤマハ本社に呼ばれていて、そこでよく斎藤さんと一緒になった。
主な仕事は開発中のフルコンを弾き比べて意見するというものだったが、時には国際コンクール用のピアノの選定や弾き込みもあった。
ある時、斎藤さんが弾かれたピアノをすぐ私が弾いた時、その斎藤さんの音がまだ残っていた。
ふくよかで低音に厚みがある豊かな音だった。
最近はfacebookで投稿を拝見していたのだけど、まさかこんな形でお別れがくるとは・・・・。
まだまだやりたいことがあったのでは?
心からご冥福をお祈りします。
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