愛知芸大の帰りに今日は東京サントリーホールでの世紀のデュオ、ギドン・クレーメルとクリスチァン・ツィメルマンの演奏会に行ってきました。サントリーホールに来るなんてもう何年ぶりでしょう!(何十年ぶりかも!)学生時代を思い出しました。
今日のプログラムはブラームスのヴァイオリンソナタ3曲。しぶいです。本格的です。
ツィメルマンのピアノは本当に美しいのですが、私はその奏法の魔術を凝視するあまり、ピアノばかりに集中してきいてしまい、途中で何度も「全体を、全体を、聴かねば」と自分にいいきかせながら聴いていました。
もちろん超一流の二人による演奏なので素晴らしいのですが、虚飾やはったりなどみじんもない、ストイックな演奏に、何かしら物足りなさを感じたのも事実。もう少し人間臭くても・・・・と思ったのは私だけでしょうか?
アンコールの2曲は楽しませてくれました。モーツアルトとニーノ・ロータの映画音楽でした。
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